失恋から、なかなか立ち直れない…。

忘れなきゃ、切り替えなきゃ。
そう思うたびに、できない自分を責めてしまって、気持ちは余計に動かなくなる。
「前を向かなきゃ」と思うほど、苦しくなっていませんか?
でも、失恋から立ち直れないのは、弱いからでも、前に進めていないからでもありません。
この記事では、「前を向かなきゃ」と思ってしまう心の裏側を、感情の目線からそっと整理していきます。
「立ち直らなきゃ」と思う気持ちが、心を苦しくさせている
失恋をしたあと、「いつまでも引きずってはいけない…。」・「そろそろ立ち直らなきゃ!!」と思ってしまうのは、とても自然なことです。
周りの言葉や時間の経過を意識するほど、自分だけが遅れているような気がして、不安になることもありますよね。
でも、心は「こうしなきゃ」と命令されるほど、かえって動けなくなってしまうものです。
立ち直ろう、前を向こうと意識するたびに、まだ整理できていない気持ちが置き去りになり、苦しさだけが残ってしまう。
それは、あなたの気持ちが弱いからではありません。
本当は、納得できていない・整理し切れていない感情が残っているだけ。
それなのに「前を向かなきゃ」と自分に言い聞かせ続けると、心は休む場所を失ってしまっています。
立ち直れない時間は、止まっている時間ではありません。
気持ちがゆっくり整理されていく途中であり、無理に答えを出さなくてもいい時間です。
今のあなたは、何もできていないわけでも、間違っているわけでもありません。
ただ、まだ心が追いついていないだけなのでしょう。
立ち直れないのは、気持ちが残っているからではない

失恋から立ち直れないとき、多くの人が
「まだ好きだからだ」
「未練が強いからだ」
と理由をひとつに決めてしまいがちです。
でも、心の動きはそんなに単純ではありません。
立ち直れない状態には、「好き」という感情だけでは説明できないものが、いくつも重なっています。
たとえば・・・
- きちんと気持ちを伝えきれなかったこと。
- 納得できない別れ方だったこと。
- あのとき、ああしていればよかったかもしれない、
という思い。
それらは「まだ好き」というよりも、関係が終わったことを、心が受け止めきれていない感覚に近いものです。
誰かを強く想っていた時間があったからこそ、その関係が終わったあとに、すぐ気持ちを切り替えられないのはおかしい事ではありません。
それは未練が深いからではなく、あなたがその時間を大切に過ごしてきた証でもあります。
立ち直れない=執着している、という見方をされることもありますが、
実際には「執着」ではなく、整理の途中なだけのことも多いです。
心は、思い出や感情をひとつずつ確認しながら、ゆっくりと次の形を探していきます。
だから今、前を向けていないように感じても、何も進んでいないわけではありません。
ただ、気持ちが追いつくのを待っているだけ。
「まだ好きだから立ち直れないんだ」と決めつけなくても大丈夫です。
理由をひとつに絞らなくても、今のあなたの状態は、そのままで意味のあるものです。
ちゃんと向き合えてる!だから、無理に進まなくても大丈夫

「何もできていない」
「前に進めていない」
ここまで読んでいるあなたは、この気持ちから目を背けず、ちゃんと向き合おうとしています。
苦しさを感じながらも、「どうしてこんなにつらいのか?」を考えている。
それ自体が、もう十分すぎるほどの向き合えている証拠です。
無理に進めないのは、立ち止まっているからではありません。
自分の気持ちを雑に扱わないように、ちゃんと抱えようとしているからです。
前を向くことだけが、前進ではありません。
今の気持ちを置き去りにしないことも、大切な一歩のひとつです。
だから、無理に答えを出さなくてもいい。
今すぐ気持ちを切り替えなくてもいい。
あなたはもう、できることをしていますよ。
