別れてすぐ元彼に新しい恋人ができたとき、
「それって、寂しさを埋めるためなんじゃない?」
そう思いたくなったことはありませんか。
リバウンドリレーションシップという言葉を知っている方なら、「きっと今の彼女はリバウンドなんだ」と、どこかでそう思いたい気持ちもあるかもしれません。
もしそれが“本気ではない関係”なら、まだ可能性はあるのでは、と。
でも、リバウンドリレーションシップとは本当にそういうものなのでしょうか。
この記事では、リバウンドリレーションシップと呼ばれる関係の特徴や心理を整理しながら、そこに期待しすぎずに向き合うための視点をお伝えしていきます。
| ※ 「別れてすぐ新しい彼女ができたケース」では、どのような心理が働いているのでしょうか。
具体的なパターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。 |
リバウンドリレーションシップとは?寂しさを埋める意味だけでない。
リバウンドリレーションシップとは、失恋や別れの直後に始まる新しい恋愛関係のことを指します。
「寂しさを埋めるための恋愛」と言われることもありますが、実際はそれほど単純ではありません。
別れた直後は、思っている以上に心が揺れています。
- 喪失感。
- 孤独。
- 自分を否定されたような感覚。
そうした気持ちを抱えたまま、「前に進まなきゃ」と動き出すこともあります。
その結果として始まる関係が、いわゆる“リバウンドリレーションシップ”と呼ばれるものです。
そのため、本人が「寂しいから誰かと付き合おう」とはっきり自覚しているとは限りません。
また、本気で好きだと思っている場合もありますし、実際に新しい相手との時間に救われていることもあります。
リバウンドリレーションシップによる恋愛のよくある特徴
リバウンドリレーションシップには、いくつか共通しやすい傾向があります。
ただし、すべてが当てはまるわけではありません。
「こういうケースもある」という視点で読んでみてください。
① 別れてからの期間がとても短い
前の恋愛が終わって、ほとんど時間が空いていない場合。
心の整理が完全に終わらないまま、次の関係に進んでいる可能性があります。
特に、周囲から見て「早すぎる」と感じるタイミングで始まる恋愛は、感情の揺れを抱えたまま動いていることもあります。
② 関係の進み方が急激
出会って間もないのに急速に距離が縮まる。
短期間で深い関係になる。
これは情熱が強いとも言えますが、同時に“空白を急いで埋めている”状態であることもあります。
スピードが速い恋愛は、感情の勢いに支えられている場合があります。
③ 前の恋人の影が残っている
会話の中で無意識に元恋人の話題が出る。
比べる発言がある。
SNSで過去を引きずっている様子が見える。
完全に整理できていない感情があると、新しい関係の中にもその影が現れることがあります。
④ 「もう吹っ切れた」と強くアピールする
本当に整理できている人は、あまり「吹っ切れた」と繰り返しません。
強く前向きをアピールする場合、まだどこかで揺れがある可能性もあります。
リバウンドリレーションシップはなぜ長続きしないと言われるの?
リバウンドリレーションシップは「どうせすぐ終わる」と言われることがあります。
でも、なぜそう言われるのでしょうか。
理由は、関係の“始まり方”にあります。
① 感情の土台が安定していないことがある
失恋直後は、心がまだ揺れています。
その不安定な状態のまま始まった関係は、時間が経ち、感情が落ち着いたときに「本当にこの人でいいのか」と問い直されることがあります。
最初は寂しさや勢いに支えられていても、土台が弱いと長続きしにくいのです。
② 比較が無意識に起こる
前の恋愛の記憶が強く残っていると、無意識のうちに新しい相手と比較してしまいます。
比較が続くと、純粋な関係を築くのが難しくなることがあります。
③ 「前の恋愛から逃げる」目的だと続きにくい
もし新しい関係が、寂しさや後悔から目をそらすために始まった場合、本来向き合うべき感情は消えません。
時間が経つと、その未整理の感情が再び浮かび上がることがあります。
ただし、ここで大切なのは・・・
リバウンドリレーションシップ=長続きしない
というわけではないということです。
始まりは不安定でも、時間とともに本気へと変わることもあります。
だからこそ、
「リバウンドだから大丈夫」と期待しすぎるのも、
「もう完全に終わり」と絶望するのも、
どちらも早すぎる判断かもしれません。
リバウンドリレーションシップかどうかを考えるよりも大切なこと
彼の今の恋愛がリバウンドリレーションシップなのか?
それが本気なのか、それとも一時的なものなのか。
気になってしまうのは当然です。
まだ気持ちが残っているからこそ、そこに意味を探したくなるのです。
でも、どれだけ考えても、外から本当の答えを知ることはできません。
「リバウンドなら安心」
「本気なら終わり」
そんなふうに白黒をつけようとするほど、心は彼の動きに振り回されていきます。
本当に苦しいのは、彼の恋愛そのものよりも、自分だけが取り残されたように感じることかもしれません。
リバウンドかどうかを見極めるよりも、今の自分がどれだけ消耗しているかに目を向けること。
彼の関係を分析し続ける時間を、少しだけ自分の心を整える時間に変えていくこと。
それが、この状況の中であなたを守る選択です。
彼の恋愛がどうなるかは、彼の時間の中にあります。
でも、あなたの回復は、あなたの時間の中にあります。
どちらに目を向けるかで、これからのしんどさは変わっていきます。
まとめ

リバウンドリレーションシップから始まる恋愛は寂しさや喪失感を抱えたまま動くこともあれば、本気で前を向こうとして始まることもあります。
だからこそ、
リバウンドリレーションシップ=必ずすぐ終わる
とは言い切れません。
一方で、感情の整理が途中のまま始まる関係は、不安定になりやすい傾向があるのも事実です。
けれど本当に大切なのは、彼の恋愛がリバウンドリレーションシップか見極めることではありません。
その答えを探し続けるほど、あなたの心は消耗してしまいます。
彼の時間は彼のもの。
あなたの時間はあなたのもの。
今はまず、自分の心が少しずつ落ち着いていくことを優先していいのです。
その先で見える景色のほうが、きっとあなたにとって後悔の少ない選択につながります。
